NHK 蜷川SP

見たよ、見たよ、怖いもの見たさ!
で、
蜷川さん、大好き!
だって
『何で、ジャニーズのほうが努力してるんだよ!お前らより売れてる連中のほうが!』
って・・・

分かっていらっしゃるじゃありませんか。
ヒガシさまとも舞台されたんですものね。
いまだに 『自分はアイドルだから』と腹筋を欠かさないおかたですから〜
自分に厳しいお方ですから

そして ジャニーズという集団は キャーキャー言われているけれど 皆 ストイックに追求している集団なんですよ。

キャーキャー言われる喜びと
それに甘えていたら どんどん足元を掬われていく厳しさと
自分を高めていかなくてはという使命を
しっかりと肝に銘じている集団なんですから。

ジャニーズだから・・・という冠。
嬉しくもあり、辛くもあり。
可愛くて当然!踊れて当然!歌えて当然!芝居ができて当然!
でも彼らは普通の男の子たちなんですよ。
それが 天使と呼ばれるようになるには 物凄い努力をしているということ。

蜷川さんはしっかり見抜いていらっしゃってた。

だから 剛君なんだよな!
大ジョブだ。

『現在に満足しない若者であって欲しい』
『てめぇの心をとおして もの言えよ!お前には感動がないんだよ。怒りや不満を吐き出せ!』

剛君がジャニーズらしくないことに目をつけていた蜷川さん。
彼にのぞむことが ここに現れているような気がした。
『いろんな思いを押し隠して もの言わぬ人々の 耐える姿』に共感する蜷川氏
まさに 森田剛そのもの!口下手だし、自分の思いをなかなか出せない彼。
でも その秘めたものを ちゃんと見抜いていらっしゃった蜷川氏
安心して お任せできる(何様〜〜。森田剛を心より愛するファンです!何か?)

『幸せだと楽天的になり、小さな響きを聞き逃す。弦がピーンと張り詰めた状態でないと!』

剛君は そうじゃないですか?だから 緊張感が溢れてるし、指先まで、つま先まで神経が行き届いていて、空気さへ斬る!そんな 張り詰めたものをびんびん伝えてきてくれますよね。

74歳。6月には脳梗塞で入院。肺がうまく機能していず、ひどいもんだと医者に言われても
お稽古の一時間以上前には稽古場に入り、文字通り 頭を抱えて 鋭い目線をして どうやって俳優たちの『本気』を出させたらいいのか『苦悩』していらっしゃった。

『普通名詞でなく 固有名詞でないと ダメだ!』と叱り飛ばす。

森田剛』という固有名詞は 唯一無二!

命を削って 真摯に 俳優に向き合う蜷川氏に しっかりくらいついてくはずです。

いやあ、美少年好きな乱暴なおやじと思っていたけれど、180度転換しちゃいましたよ。
芝居を目指す若者のために その場所を設けてやらなきゃ と一瞬一瞬を賭ける蜷川さんの熱い想いにやられました。

剛君、頑張れ!
私たちも ピーンを張り詰めた想いで 舞台を観にいきますから!