メルボルンカップで日本勢が1位、2位    

Salasa2006-11-08

:タイトルだけでは何のことかお分かりにならないでしょうが、メルボルンカップという伝統あるHorse Raceが11月の第一火曜に行われ、メルボルン市は休日、みなお帽子をかぶっておしゃれして競馬場に出かけます。そしてシドニーでも休日ではありませんが、開店休業状態で、昼間からワインにシャンパンにTVを見ながらワイワイと楽しみます。


そして、なんと今年は日本からのお馬さん2頭が、一位と二位とを(それも鼻の差で)勝ち取るという快挙を果たし、The Land Of Rising Sun conquered Melbourne Cup!と騒がれました。日出づる国なんて久しぶりに聞いたなんかこそばくなるようなうれしい響きですよね。ところがわれらが日本人友達グループは一人もそのお馬を応援していなかったんです。なんと言う非国民!なんという愛国精神のなさ!ランチをしていたところのボーイさんは、$500(約5万円弱)を賭けて$9000(約90万円)ゲットしたとか!!90万円といえば何度コンサートが見れるか!DVDが何枚?CDのエブリバージョンが買い占めれるではありませんか。

トホホ、自分の情けなさに落ち込みましたよ。だって、今日は会う日と会う人に『昨日はよかったね、ミリオンネアーになったんじゃないか』と言われる始末。まさか、日本人のくせに日本の馬を応援してないってなんて考えられないんだろうねえ。日本では日の丸や国歌斉唱の是非が討論されるなんてことがあるらしいけれど、日本を離れればやっぱり、自分の基礎は『誇るべき日本』であるのだから、アイデンテティは大切にしなくてはいけない。ああ、ナノにねえ、反省。

でも、久々にお帽子をかぶってシャンペンを傾けながら、ひと時リッチな気分を味わいました。そして、馬達がゲートに入るのを見て、剛君が『学校へ行こう』で競馬学校に訪れて、傑作だったことを一人思い出し笑いしておりました。あの学校からの子達は絶対応援していただろうなあ、いつかメルボルンカップに登場するかもしれませんね。そして、剛君はポニーで応援でっしょ。がんばれ^^^