なぜかIZO

コンDVDも無事発売され
ファンの一抹の不安も吹き消す上出来さに　リピの旅
今度は　怒涛の雑誌インタビュー
そして　金閣寺への期待が　いやがうえにも　高まる中・・・

金閣寺への道をあきらめた私は

なんと

今

IZO　モード（え？今更？また？？）

そして　とっても楽しんでおります（！！）

というのも　IZOを　劇場で　東京初日・千秋楽週・大阪公演とおみっちゃんが　乗り移るほど観たはずなのに
IZOのDVDを　自分用・布教用・保存用と3枚も買ったにもかかわらず

ちゃんと観れなかった。

正しくは楽しめなかった。

あまりにも　森田剛に　感情移入しすぎて
辛くて　辛くて　痛々しくて　悲しくて　たまらなくて
劇場でも　テレビの前でも　正視できなかった。
我が子の発表会を見守る母親のような気持ちだったのだろうか。。。？
いや、それよりも　森田剛がIZOそのもので　その人生の悲哀に絶えられなかったのか。。。？
いまだに　不明。。。（分析力不足・・・汗）

それが　やっと　3年近く経った今、やっと冷静に楽しめるようになった。

（私って　鈍いんだナァ〜
剛君のソロライブも　なんだか　夢のように過ぎて
あまり　カミセンの歌も知らなくて
すべてが　目くるめくうちに終わってしまった。

初コン参加の10周年はしょうがないとしても
大好きなVibesのコンも
奇跡のカミコンも
代々木初参加のReady?コンも
楽しんでいたけれど
なにか　毎公演を消化するばかりの　日々のような・・・
夢の日々は瞬く間に過ぎ去った）

やっと　やっと　IZOを　少し客観的に見れるようになった。
そしたら
剛君の演技力を感じることが出来た。
たとえ　後ろを向いていても
人がしゃべっている時も
客席から見えないときも
きちんと
ちゃんと　IZOを「演じて」いた。

当りまえっちゃ　当たり前だけど・・・

そして　そんな一瞬をしっかり捉えている　新感線の見事なカメラワーク、
まるで　映画のようなアップやら　
役者の細かい演技を逃さぬ編集力、
いのうえさんの演出を捕らえたショット
さすが　劇シネを行うだけのあるぅ〜〜底ジカラぁぁ

石部宿での天誅シーンの微妙なスローモーはサブイボもんですなぁ！
おみごと！！

気づいたのが　おみっちゃんの　満作の花の説明を聞いているときの　純な表情。素晴らしかった・・・。これからも　いろいろと　発見があるんだろうなぁ。

あの頃、皆さんが　剛君の演技の素晴らしさを褒め称えていらっしゃいましたが　このことだったんだぁ〜と　今更ながら感じております。（鈍ッ！）

何より　青木豪さまの　見事な脚本！
それを　隅々まで生かすいのうえ演出
どんな人物も生き生きと演じる役者たち

すごい舞台だったんだーーーー
今年のこの竜馬ブームに　公演したらより大きな人気を博したことでしょう！やっぱり剛君は　時代先取りですね！！

まだまだ　私の気持ちは「血」の良まで　行き着いていない。
DVDの出ないあの作品は　永遠にきちんと感じることがないのかなぁ〜

金閣寺の「溝口」に　行き着くのはいつなのだろう・・・
金閣寺のDVD化は　あるかなぁ〜〜

剛君は　着実に　真摯に　天性の勘で　溝口になりきることでしょう・・・・

やっぱり　剛君は　宇宙なスピードで　駆け抜けていくんだナァ〜
天才とは　こういうことなのね。
凡人の私なんぞ（ぞ？）　追いつく暇もなく。

ちょっと　気分　置いてけぼり状態のシドニーからの　つぶやきでした〜