昨日はタイトルだけで・・・
だって、だって、
つるべ師匠が今日のいいとものゲスト紹介で
一文字 唄
二文字 踊り
三文字 三人組
四文字 カミセン
って書くから!
そんで、会場の人が、ゲストの名を知らされたとき、ものすごく叫んだんだもん
「え?三人で登場?おと な りの番宣は済んだよなあ〜、カミコンの宣伝??」って興奮するジャン。
そしたら、
カミセンとトニセンを間違ったらしい・・・なあんや・・いやいや、失礼。
で、登場はなんと坂本リーダーでしたわ。
昼から焦りまくりました。
で、本人が書いた自分紹介
一文字 老(!笑える)
二文字 舞台(おお、自信を持って・・・ミュージカル俳優だあ〜)
三文字 6人組(そうです、V6ですから!三人組って何よ、つるべ師匠〜〜)
四文字 リーダー(そうです、あんた立派なリーダーだよ!)
五文字 ジャニーズ(お見事!)
でした。
ってネタを書こうと思ったら、飛び込んできたニュースが 剛君の中原中也!
言わせてください!
太宰治・中原中也は私の青春の書でした!(ドンだけ暗いんや)
くちやかましいおばあちゃんが全権をふるう我が家。怒られののしられ、人間失格状態にまで追い詰められていた毎日。太宰の本を狂ったように読み漁り、当時友達に「Salasaの手紙には漢字が多くなってきた。もうすぐふり仮名付でないと読めなくなりそう」と言われたほどであった。
シドニーまでも太宰を持ってきた。
開いてみると
一行目からスゴイ
{死のうと思っていた。}から始まる。
ドキッとする。夏に着る着物を頂いたから{夏までいきていようとおもった}ううう・・・切ない、さびしい。
あの頃とリンクするわ〜
{生まれてきてすみません}と言う言葉が私の慰めだった。。。(Salasaは根暗だったんです・・今じゃ誰も信じちゃくれまいが)
そして「哀蚊」というのが太宰の言葉だったと知った。
夏の終わりにふらふらと飛ぶ「蚊」。なぜか哀れに思ってたたけなかった自分が、太宰の言葉にあったとは。。。
{秋まで生き残されている蚊を哀蚊と言うのじゃ。蚊燻しは焚かぬもの。不憫の故にな}と自分の今とかけて語る老婆。つらいよのぅ・・・
はあ〜〜ちょっとページをめくるだけで、太宰の世界に引き込まれていくーーーー。
そして、中也。
「汚れつちまつた悲しみに、今日も小雪の降りかかる」でしたっけ?
汚れてなんか無かったのに・・・という批評があったのを覚えています。
それほど純粋で、清らかで一点の悪も許せなかった自分。
「ホラホラ これが僕の骨だ
生きていた時の 苦労にみちたあのけがらわしい 肉を破ってしらじらと 雨に洗われヌクッと出た 骨のさき」
こんな厭世的な・倦怠の中也
そんな中也に剛君ははまり役でしょう。。。
そうか、中也があったか・・・と思うくらい。
中也の映画でないのがもったいないくらい。
続編で、中也主役でお願いしたい。
初春って、正月?
映画だからDVDを待つのもありだけど、大画面で見たいなあ。。。
今日はちょっと文学少女の頃に戻ってしまいました〜〜〜(あの頃の純粋な自分はどこに捨ててきたのだろうか。自分の鉄面皮が嫌になった朝です)